第２部第９試合・フェザー級４回戦／○山下将臣[高砂]（判定２−０）林田直也[ハラダ]●

フェザー級２回戦がもう１試合。山下は１回戦シードで、３勝(1KO)１敗１分の戦績。林田は１回戦を不戦勝でスルー。戦績は１勝(0KO)無敗１分。
公式判定は北村39-38、野田39-38、藤田38-38の２−０で山下。駒木の採点は「西」39-37「東」39-38でそれぞれ山下優勢。
山下が少差判定を制して４勝目も、相変わらずの勝ち数に見合わない内容で、今日は相手に恵まれた感が強かった。１Ｒをアグレッシブな仕掛けで制し、３Ｒはやや粗い手数の応酬の中で有効打で上回って明確に２つのラウンドを奪ったものの、２Ｒには逆襲を許し、４Ｒは膠着気味の大凡戦を演じるなど攻守共に雑な印象。このパフォーマンスでは、準決勝は技術の差でかなりの苦戦を強いられそうだ。
林田は不戦勝での２回戦進出、アグレッシブさでポイントで肉薄して相手なりに健闘したが、地力的に新人王トーナメントを戦うには力不足の感。