駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第1部第9試合・Sライト級4回戦/●森山公則[エディ](2R0分28秒KO)千葉龍史[塚原京都]○

両者戦績は、森山3勝(0KO)1敗1分、千葉2勝(1KO)無敗。
1R。森山はぎこちないステップと精度の悪いワン・ツーながら、懸命のアウトボックスで千葉を相手に手数圧倒。右ストレートでヒットも奪った。対する千葉は追い足使って圧力かけようとするが攻めあぐみ、頭を振らないディフェンスが災いして被弾も。
2R。森山は早くも息切れ気味か、このRは更に圧力を増した千葉の追い足に簡単に捕まって猛攻を浴びる。打撃戦では、やはり千葉が優勢であっという間にワン・ツーでクリーンノックダウン。森山は立つも戦意乏しく10カウント。
千葉は1Rに頭振らないディフェンス、メリハリの無い攻撃と最悪の立ち上がりになってしまったが、2Rは自分の形に持って行って、あっさりとKO勝利。今日は地力の差だけで押し切った感じ。このスロースターター傾向が西日本決勝でどう響くか。
森山は自分が出来うる限りの全てを尽くした、という感じ。しかし1Rでスタミナを消費し尽して万事休す。全体的に、動きに無駄が多いのを早く修正したい。