駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第6試合・Sライト級契約ウェイト(62.0kg)4回戦/●中川章[泉北](2R1分38秒TKO)藤木孝史[新日本大阪]○

両者この試合がデビュー戦。
1R。中間〜遠距離での攻防。中川がジャブ起点に攻めるところを、藤木が圧力をかけてパワー活かした攻め。中川はコーナーに詰められた所から連打浴びせて逆転するが、藤木はラウンド終了直前にラッシュでクリーンヒット決めて効かせた。
2R。このラウンドも距離開けての攻防戦からスタート。中川がフックなどでヒットを奪い先制するが、藤木は圧力かけつつ接近し、打ち合いで連打を決めてノックダウン。中川は立ち上がるがすぐさま追い討ちをかけられ、グロッキーとなってTKO。
藤木がこの階級らしいパンチ力に任せたアグレッシブな攻めでダウン奪ってTKO勝ち。しかし詰めの甘さ、被弾も多く目立ち、実力査定にはもう1試合見せてもらいたいところ。
中川はジャブ基点に正攻法の攻めを模索したが打たれ脆く、連打を浴びてアッサリ沈んでしまった。