駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

オンテックス杯 世界チャンプへの道(風間ジム主催)

2日連続阿倍野興行の2日目は、地元老舗・風間ジムの定期興行。今回のメインも、同じく地元・大星ジムの新鋭で、前回の試合後日本ランカーの仲間入りを果たした大沢宏晋がホスト役を務める。今宵の相手は昨年の「ビータイト」で決勝進出し、小野寺洋介山[オサム]からダウンを奪う健闘を見せた小木曽研二[塚原京都]。大沢は一撃の怖い相手に日本ランク初防衛戦となる。
この他、セミファイナルには橘悟朗[エディ]が今年2月の日本ランク獲得後初めてとなる日本人との対戦に臨む8回戦など計8試合・42Rがラインナップされた。今回は昼にもイベント(「オヤジファイト」大阪バージョン)が開催されたために17時スタートで仕方ないが、日曜日でこの試合・ラウンド数ならば本来は15時か16時ぐらいのスタートがベストだろう。昨日分でも同様の事を述べたが、観客の夕食や帰りの足にまで気を配ってこそ良い興行というものである。

※駒木の手元の採点は「A」(10-9マスト)「B」(微差のRは10-10を積極的に採用)を併記します。「B」採点はラウンドマスト法の誤差を測るための試験的なものですので、(特に8回戦以上のスコアは)参考記録程度の認識でお願いします。公式ジャッジの基準は「A」と「B」の中間程度だとお考え下さい。