駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

07年度全日本新人王戦・西日本×中日本地区対抗戦

新人王トーナメントも西軍代表を決める地区対抗戦に突入。その第1ラウンドとして、西日本代表と中日本代表の対抗戦が名古屋市公会堂で行われた。今期、西日本代表は地区対抗戦、西軍代表決定戦と2戦続けてアウェイという6年に1度の“ハズレ年”。後楽園への道程は平坦ではないが、1人でも多く生き残らせたいものである。
注目のカードはフェザー級のMVP対決、そして連続1RKOで勝ち上がった中日本代表を、西日本きっての技巧派が迎え撃つミドル級だろうか。勿論、他の階級も威信とプライドを賭けた120%ガチンコのぶつかり合い。面白くない試合などあるはずも無い。
なお、全日本新人王戦のレギュレーション変更に伴って、地区対抗戦もB級ライセンス有資格者同士の試合は5回戦、そうでない場合は4回戦で行われる。余談だが今月発売の専門誌上でこの規約変更についての解説があったが、どうやらこれは純粋に興行時間短縮を目的にしたものだったらしい。だとすると、余計に日本ランキング12位でもある全日本新人王に対する救済措置(6回戦2勝に準じてA級ライセンスの資格を与える、等)が臨まれるところである。


※駒木の手元の採点は「A」(10-9マスト)「B」(微差のRは10-10を積極的に採用)を併記します。「B」採点は4ないし5回戦の場合、1試合最大2度まで10-10を使ってよいとするもので、これは中日本・東日本地区の採点方針に準じたものです。なお、当日の審判は宮崎、坂本氏が西日本所属(但し、坂本氏は中日本から今年移籍)、福地氏が東日本所属、他の審判が中日本所属です。