駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2試合・Sバンタム級4回戦/○宮崎隆司[姫路木下](3R0分26秒TKO)脇重幸世司[江見]●

両者戦績は宮崎1勝(0KO)2敗、脇重は未勝利7敗。宮崎は新人王戦にエントリーするも、名越光紀[新日本大阪]に敗れ、今回が再起戦。脇重は今年4月に続いての兵庫県遠征。
1R。脇重は足を使いつつ、ジャブ使ってアウトボクシング。だが宮崎はジャブ、ストレートで落ち着いて迎撃し、互角以上の展開に。脇重はパンチ力に欠け、ダメージブロー皆無で厳しい。
2R。宮崎がアグレッシブに出て右ストレートで先制。やや攻防分離で被弾も目立つが、パーリングやブロッキング使いつつ前へ出て右フックなどで迎撃。脇重はやはり非力で、挙句に終了ゴング前に右ストレートでダウンを喫する。
3R。宮崎はこのラウンドも前へ。脇重も応戦しようとするが、またも右ストレートをクリーンヒットされ、反転しながら派手なダウン。2度目のダウンと言う事でノーカウントのストップ。
宮崎が初のKOで2勝目。やや攻防分離傾向な面はあるが、ソツの無い動きが出来るようになってきた。今日は2度のダウンを奪って未勝利選手相手に実力差を見せつけた。
脇重はアウトボクシングでポイントアウトを狙ったが、圧力をかけられてペースを乱すとズルズル劣勢に。今日は前回よりも平凡なパフォーマンスに終わった。