駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第4試合・Sフェザー級4回戦/○渡部“伊予守”雅之[金沢](1R2分58秒KO)永田圭吾[倉敷守安]●

両者戦績はサウスポーの渡部が1勝(0KO)2敗、3/16の緒戦をドロー勝者扱いでクリアした永田は3勝(1KO)2敗1分。
1R。クリンチ、膠着の多い大味な強打合戦。「当たれば一巻の終わり」という雰囲気を漂わせつつも、ラウンド全体を通じて決手を欠く攻防。このままラウンド終了か、と思われた最終盤に渡部が唐突なタイミングで左ストレートでワンパンチ・ノックダウン。永田は立つがダメージ顕著でカウント8の時点でレフェリーが試合を止めた。
大方の予想通りの展開。先に大きいのを決めた方が勝つ、という流れの中で渡部が決めた……という試合。地力的には互角で、今日は勝ち運に恵まれた方が勝った、といったところ。勝った渡部は準決勝で強豪と対戦するが、今のままではかなり厳しい。