駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部第2試合・ウェルター級契約ウェイト(64.0kg)4回戦/○松原勇太[正拳](2R2分09秒KO)陽川清二[陽光アダチ]●

両者戦績は松原1勝(0KO)1敗5分、陽川は未勝利1敗。松原は05年5月の初勝利以来、3年3ヵ月ぶりの復帰戦。所属ジムでは“引分王子”の異名を誇り、なんとあと1引分で1勝のまま6回戦昇格となる。陽川は昨年12月以来の再起戦。
1R。ショート〜ミドルレンジの打撃戦。松原が守備難明らかな陽川に終始先手で右をヒット。陽川も果敢に前へ出るが、全く手が届かない。
2R。松原の優勢が続く。陽川の反撃は精度悪く、ほぼノーヒット。松原は順当に右でダメージブローを積み重ねて、ワン・ツーでノックダウン。再開後もすぐさま追撃し、ロープに詰めてストップを呼び込んだ。
松原が長期ブランク明けの試合でプロキャリア初のKO勝ち。相手の不出来に恵まれた感もあるが、地力の差を見せ付けてB級の資格をゲットした。陽川は攻守とも拙い現状で、初勝利の目処はなかなか立ちそうにない。