駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部第3試合・フェザー級4回戦/○柳井育夫[大鵬](1R0分46秒KO)藤木孝史[新日本大阪]●

両者戦績は柳井2勝(1KO)3敗3分、藤木3勝(3KO)1敗。柳井は05年の西日本新人王戦でフェザー級準Vの実績があるが、今年8月に再起(ドロー)するまで2年のブランクがあった。藤木は今年の新人王戦にエントリーしたが初戦敗退。しかし早くも8月に再起を果たしている。
1R。藤木はガードを下げつつ様子見状態だったが、そこへ柳井の仕掛け。一瞬藤木の反応が遅れた所に柳井の右がドンピシャでクリーンヒット。完璧なノックダウンで、藤木は立ち上がるもフラついておりレフェリーが止めた。力尽きた藤木は担架で運ばれるショッキングなKOシーンとなった。
柳井がサドンデスの1発で久々の勝利を飾る。相手の弱点を貫いた会心の一撃。藤木は探りを入れていた所にいきなりの一撃で沈んでしまった形。