駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2部第5試合・ウェルター級契約ウェイト(64.0kg)4回戦/○宇川広之[アポロ](2R2分59秒TKO)橋野佑太[尼崎亀谷]●

両者戦績は宇川2勝(1KO)4敗1分、橋野2勝(1KO)7敗1分。宇川はデビュー戦勝利の後に連敗が続いていたが、ここ2戦は勝ち→ドローと復調傾向。橋野も前回5月の試合では持ち味がフルに活かされて2勝目を挙げた。
1R。両者ガードを固めて互いの頭を近付け、パンチドランカー上等といった具合の大打撃戦。橋野が先手でヒットを重ねるが、ラウンド終盤には両者クリーンヒット、有効打の応酬で大乱戦に。
2R。このラウンドも根性の据わった殴り合いが続く。橋野が先手でヒットを稼ぐが、またしてもラウンド終盤はスリリングな打ち合いとなり、宇川が連打を決めて橋野をグロッギーに。終了ゴングと同時にレフェリーストップがかかり、TKOの裁定。
ハードパンチャー同士の打撃戦は、スピード優位の橋野がリードする展開となったが、宇川が打ち合いに誘い込んでは逆襲し、痛打浴びせてとうとう逆転勝ち。ストップが早いのは身体のダメージを考慮すると致し方なし。