駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第1試合・ライト級契約ウェイト(60.0kg)4回戦/●片岡悠樹[Gツダ](1R1分33秒TKO)渡部“伊予守”雅之[金沢]○

両者戦績は片岡2勝(0KO)1敗、サウスポーの渡部は2勝(1KO)3敗。片岡は今年1月、5月と連勝中。渡部は新人王戦でSフェザー級にエントリー。緒戦を突破するも準決勝で敗退している。
1R。渡部がスピード活かして先制。スロースタート傾向のある片岡に手数攻め。左ストレート中心にヒットも浴びせる。片岡も反撃するが、これも渡部のステップに捌かれて、逆にカウンターがクリーンヒット。効いた所へ渡部の追撃が決まって早めのストップ。
渡部が先手必勝の攻めで一気にTKOを強奪。攻撃の精度不足が解消され、カウンターがドンピシャで入るようになった。これが真価なら今後が楽しみ。
片岡は消極的なスタートで主導権を失い、そのまま何も出来ず。反撃した所へカウンターを合わされるなど勝負運の無さも響いた。