駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第4試合・ウェルター級4回戦/○森本貴之[BMB](2R1分55秒TKO)川端哲也[姫路木下]●

森本は1勝(1KO)無敗、川端はこれがデビュー戦。森本は6月にKOデビューを飾っており、それ以来の2戦目。
1R。川端はガード上げ、ジャブ起点もやや消極的。森本はガードを下げてヒット&アウェイ。単発気味にヒットも奪うが、ロープに詰められて攻勢点で劣勢。
2R。川端はこのラウンドもガードを固めるが、消極的過ぎて攻め手が少ない。森本は散発的なヒット&アウェイ。淡々とした流れの中、森本のストレートが川端のガードの真ん中を割るようにしてズドンと入り、唐突な失神KO決着に。
森本は前回よりも攻める姿勢が出て来た。粗い所はあるが、パンチ力はあるのでこれをどう活かすか。
川端は必要以上に慎重な姿勢だった。勝ちに行くより練習の成果を試合で出す方を優先しているような立ち回りで、勝負への貪欲さに欠けた。