駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第10試合・Sライト級4回戦/○瀧波大佑[千里馬神戸](1R2分23秒KO)大崎宗人[三松スポーツ]●

両者戦績は瀧波5勝(4KO)2敗、西部日本代表の大崎は3勝(1KO)1敗のサウスポー。
1R。大崎は動きスローでパンチも軽く、地区新人王に相応しい地力とは? 瀧波はじっくりと様子を見て相手の力量を悟ると、攻めに転じて右ストレートでノックダウン。再開後も上手く追撃し、レフェリーストップ。止めに入った直後に大崎はダウンしておりダメージは大きい。
瀧波は地力の差をハッキリと見せつけて快勝。相手の歯ごたえが無さ過ぎて、これでは全日本決勝の前哨戦にもならないか。ここまで新人王戦としては楽な相手とばかり当てられており、来る全日本決勝では急激な相手強化に対応する必要がある。
大崎は4回戦レベルで他の選手と比較しても……? というレベル。西日本なら1回戦も危うい水準で、ここは率直に言って場違いの舞台だった。