駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第3試合・ウェルター級4回戦/●川端哲也[姫路木下](1R1分07秒TKO)越湖輝雄[千里馬神戸]○

両者とも未勝利1敗の戦績。川端は10月、越湖は5月にデビュー戦で敗れて、互いに出直しの試合。
1R。両者頭の位置が変わらず、拙守ゆえにヒット数の多い展開。共に不用意に顔面を前に突き出す危なっかしい態勢で、そこへ互いのパンチが掠めていく。短期決戦を予期させる光景が広がる中、越湖の右カウンターが決まって川端ダウン、ダメージ濃く即ストップ。
越湖はぎこちない連打、ディフェンスで少々ヒヤヒヤさせられる内容だったが、アグレッシブに乱打戦に出て行って先手を獲り、右カウンター決めてKO勝ち。ただ、今日は相手と展開に恵まれた感も。1勝クラスの相手と当たった時が試金石。
川端は消極的だった所が影をひそめ、随分とアグレッシブに攻めるようになっては来たが、余りにも守備が無頓着。頭の位置を変える練習やガード以外のディフェンスワークの習得に励んでもらいたい。