駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第1部第7試合・Sフェザー級4回戦/△藤本貴一[Gツダ](判定1-1藤本勝者扱い)森川弘幸[高砂]▲

両者戦績は藤本4勝(2KO)1敗、森川4勝(0KO)2敗。 1R。藤本、森川の単調な攻めを鉄壁のディフェンスで捌きつつ、手数をガードの上ながら次々と浴びせて主導権。後半からは右ストレートも当たり始めて優勢となった。 2R。このラウンドも攻守にわたって…

第1部第6試合・フェザー級4回戦/●林正敏[大阪帝拳](2R1分00秒TKO)川合智[Gツダ]○

両者戦績は、林が6勝(4KO)1敗、川合が5勝(1KO)1敗2分。 1R。林が自分の距離をコントロールしながらヒット&アウェイで左ストレートを有効打。川合はペース掴めず空砲ばかりで苦しい。ただ林も明確なリードを奪うために連打を畳み掛ける場面が欲しかっ…

第1部第5試合・Sバンタム級4回戦/○木村友紀[明石](判定3−0)石東正浩[Gツダ]●

両者戦績は木村2勝(1KO)1敗1分。石東は4勝(2KO)1敗。 1R。石東は今日も愚直な手数攻め。木村はこれに対してジャブ連打からのストレートでリズムを掴むと、要所で右ストレートをクリーンヒット、有効打させて優勢を築いた。 2R。近距離での乱打戦。…

第1部第4試合・バンタム級4回戦/●源甲斐幸三[Gツダ](3R1分38秒KO)橋詰知明[井岡]○

本年度西日本の新人パウンド・フォー・パウンド候補・橋詰が登場。2回戦で殊勲の星を挙げた源甲斐を迎え撃つ。両者戦績は源甲斐2勝(1KO)5敗、橋詰3勝(2KO)無敗1分。 1R。源甲斐は圧力かけつつ、キラーショットの右フックを狙いにいくが、歴然たるスピ…

第1部第3試合・Sフライ級4回戦/○難波拓人[Gツダ](判定2−1)川口裕[エディ]●

両者戦績は難波2勝(1KO)4敗、川口3勝(2KO)1敗。川口は相手選手計量オーバーに伴う不戦勝での勝ち上がりで、これが今季初戦。なお、この両者は昨年7月に1度対戦しており、その際は川口が1RKO勝利を挙げている。 1R。川口が出入りの激しいボクシング…

第1部第2試合・フライ級4回戦/●橋本泰治[尼崎](判定0−3)松元雄大[エディ]○

両者戦績は橋本5勝(1KO)無敗3分、松元2勝(1KO)2敗2分。 1R。中間距離からロングレンジの間での攻防戦。橋本はダッキングしつつフック、ストレートを放つも、体格とリーチの劣勢が響いて思うように攻め込めない。逆に松本に左フックをクリーンヒットさ…

第1部第1試合・Lフライ級4回戦/○山本剛嗣[守口東郷](判定3−0)鈴木遼[尼崎]●

両者戦績は山本6勝(2KO)1敗、鈴木4勝(0KO)1敗1分。 1R。鈴木がバックステップで距離を取りながら左ジャブをタイミング良く当てて主導権確保。山本は得意の手数攻めに持っていけず苦戦を強いられ、逆にショートフックを至近距離で相次いで被弾してしま…

西日本新人王戦・準決勝

今年度の西日本新人王戦もいよいよ佳境、準決勝の集中開催日を迎えた。昼・夜の二部制で行われ、昼、夜それぞれ各階級1試合ずつ、計22試合が実施された。すなわち、9/3に予定されている決勝戦では、この日の昼の部の勝者と夜の部の勝者とが対戦する事になる…

興行全体の総括

内容的にはセミ、メインの2試合が合格点。また、短期間で随分と成長した選手もいて、それなりに収穫は有ったのではないか。ただ、もうちょっと印象に残るテクニカルな攻防が見たかった気持ちもある。振り返ればこの日、基本的なワン・ツーや左→右→左→右のフ…

第10試合・ウェルター級契約ウェイト(66kg)6回戦/○坂本将広[森岡](2R1分58秒KO)矢野一馬[レンゴー]●

メインはこの日2試合目の6回戦。昨年新人王戦で健闘(Sライト級西日本準優勝)した坂本が、4戦全勝の矢野を迎え撃つ。 坂本は5勝(1KO)3敗3分の戦績で、今年5/4に6回戦で1勝を挙げている。時間を使って相手の動きを見定め、ジワジワと挽回する粘り強…

第9試合・Sライト級4回戦/○松本亮人[大星](判定3−0)金井龍哲[ウォズ]●

松本は5/8のデビュー戦を好ファイトで飾って1勝(1KO)無敗の戦績。対する金井は昨年12/23のデビュー戦を、今期新人王戦の有力候補となっている千葉龍史[塚原京都]に判定負けして未勝利1敗。 公式判定は上中40-36、半田39-37、北村39-37の3−0で松本。駒木…

第8試合・フェザー級4回戦/●兵頭健一[大星モリガキ](2R2分14秒KO)大堀晃司[井岡]○

両者の戦績は、兵頭が昨年12/9のデビュー戦に敗れて未勝利1敗、大堀はこれがデビュー戦。 1R。両者アグレッシブにショートレンジでワン・ツー中心の乱打戦。2人ともパンチの精度、迫力もまずまず。一進一退の攻防だが、徐々に大堀のヒットが目立ち始めた…

第7試合・フェザー級4回戦/△佐々木勝之[守口東郷](判定0−1)永田浩司[ウォズ]△

佐々木は3勝(2KO)2敗の戦績。昨年は新人王戦でSバンタム級の準決勝まで進出している。その後、10月に復帰戦を飾ったが、今回はそれ以来9ヶ月ぶりの試合となる。対する永田は2勝(0KO)1敗で、昨年12/25と今年2/5の試合を連勝し勢いに乗っている。 公式判…

第6試合・Lフライ級4回戦/●川野健紫朗[アポロ](2R1分42秒TKO)木村聡[塚原京都]○

ここから後半戦で、4回戦の試合が続く。川野はこの日がデビュー戦、木村は4/9のデビュー戦を引き分けて、勝ち負けなしで1分の成績。 1R。両者、互いのガードの上に手数を浴びせあう乱打戦。精度はともかくとして回転力は4回戦としては並以上。川野が右…

第5試合・フェザー級6回戦/○村上和樹[アポロ](判定3−0)目次誠[ハラダ]●

落語で言うと中入り前の中トリという事になるのだろうか、ここで1試合6回戦が挟まった。単調さを排するという意味では良い試みなのだが、そこまで考えたのなら、この試合後に5分でも休憩が欲しかった。以前から不思議なのだが、どうしてボクシング興行は…

第4試合・Lフライ級4回戦/●山崎義人[アポロ](判定0−2)キッコーマン和也[エディ]○

山崎はこの日がデビュー戦、キッコーマン和也は4/16のデビュー戦でTKO負けしてからの復帰戦で、戦績は未勝利1敗。 公式判定は野田39-37、半田39-37、上中38-38の2−0でキッコーマン和也支持。駒木の採点は「西」「東」とも40-36でキッコーマン和也優勢。 …

第3試合・Lフライ級4回戦/○ミッキー・ヨシノブ[エディ](1R2分08秒TKO)山辺勝[風間]●

ミッキー・ヨシノブは、前の試合までは本名の村田佳信を名乗っていた。戦績は1勝(0KO)4敗で、5月に新人王戦を1回戦で敗退したばかり。対する山辺は2勝(1KO)2敗の戦績。今日は昨年12月以来の試合となる。 1R。ヨシノブは試合開始直後いきなり乱暴な突…

第2試合・フライ級4回戦/○田口篤(2R1分50秒TKO)西村栄[ヨシヤマ]●

田口はこれがデビュー戦、西村は昨年8月のデビュー戦で敗れて以来の復帰戦で1戦未勝利1敗。 1R。田口は果敢に手数を出して先攻を仕掛けてヒットを奪ってゆくが、ボクシングの技術は感じられずドサクサ紛れといった感じ。対する西村も、これを迎撃すべく…

第1試合・Sライト級4回戦/○大橋孝史[SFマキ](判定3−0)梅木大吾[八尾]●

大橋は3月のGツダ興行のデビュー戦をKOで飾って1勝(1KO)の戦績。ちなみに04年度ミドル級西日本新人王の大橋寛史[京都拳闘会]は実弟。対する梅木は昨年8月以来のリングで、1勝(0KO)1敗の戦績。 公式採点は上中40-36、野田40-36、北村40-37の3−0で大…

世界チャンプへの道・プロローグ(風間ジム・大星ジム共催)

西日本地区7月最初の興行は、地元老舗ジムが主催した阿倍野区民ホールでの若手中心興行。新人王戦不参加組と1回戦敗退組による4回戦が8試合、そして6回戦が2試合の計10試合が実施された。やや試合数が多い気もするが、総ラウンド数44は適正の範囲だろ…

パソコンがクラッシュしてしまいました。

6年使ってきたので寿命なのですが、HDDが物理的クラッシュ。異常音が出てから数分でいかれてしまいました。災害なんていうのはこんなもんですね。 今は明日の興行の下調べも兼ねて、漫画喫茶でパソコンに向かっています。こういう時、貴重なデータが別のサ…