駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第7試合・Sフェザー級4回戦/○南勝太[高砂](1R0分56秒TKO)末弘謙児[ハラダ]●

両者戦績は南3勝(0KO)2敗、末弘2勝(1KO)無敗。
1R。ややバタついた印象もあるが、両者積極的に動き回りつつ、強打を打ち合う派手な展開。南は不発弾の中に明確なヒットが混じる、という精度ながら先手を取って、アゴの弱い末弘の顔面を攻め立てる。末弘が派手に足をフラつかせると、半田主審が早めにストップをかけた。
南が秒殺でベスト4進出。まだまだ粗い所が多く、根本的な地力向上は確認出来なかったが、今日の攻めっぷりは連敗の後遺症を感じさせない迫力が有った。
末弘はガード難と打たれ弱さを咎められ、いきなり一方的な劣勢に。1回戦でダウンの応酬の激戦を勝ち抜いて来た選手だが、余りにも露骨に効いた素振りがレフェリーを早い決断に誘ってしまった。