2007-10-14から1日間の記事一覧
後半のA級4試合はオール判定で、4時間超の長丁場に。技術水準的には十分見応えのある試合ばかりだったのだが、一方的な内容のまま優勢側が仕留め切れず判定に甘んじた……という試合もあり、全試合観戦した観客にとっては爽快感よりも疲労感が先に立つ興行…
宮崎は3勝(2KO)無敗1分の戦績。アマ時代にインターハイで高校タイトルを獲得。B級デビューの資格を持ったまま06年12月に4回戦でデビュー。タイ人相手に連勝した後、6回戦へ。4月には西日本新人王戦Lフライ級準Vの須田康博[八尾]にダウンを奪われる苦…
赤コーナーに座ったシントゥンは、公称7勝(6KO)4敗の戦績。04年にPABA王座、05年にタイ国王座、06年にABCO王座を獲得するなど、東洋圏のウェルター級では知られた存在。過去の来日でも2勝(2KO)1敗と勝ち越しており、国籍だけでは油断できない選手の典型…
橋詰は6勝(4KO)2敗2分の戦績。アマ時代に国体少年の部近畿予選優勝を果した直後、17歳でプロ転向。デビュー戦でいきなり6回戦ボーイ相手にドローに持ち込むなど才能の片鱗を窺わせ、06年度の新人王戦では開幕前からPFP候補筆頭の前評判を得ていた。そ…
ここで元世界王者のピチットが登場。タイ国出身の彼だが、今回から兼任トレーナーも務める井岡ジムの島根支部所属となって、リングネームもタイ式に則り日本でのスポンサーの名を冠したものに変更した。 そのピチットの戦績は、公になっているもので34勝(15K…
両者この試合がデビュー戦。 1R。いかにもデビュー戦同士、というようなハチャメチャな乱打戦。共にヒットよりまず手数、という感じだが北村がロープ、コーナーへ詰める場面が多く、アグレッシブさが目立つ。ヒット数は互角。 2R。このラウンドも乱打戦…
楯野はこの日がデビュー戦のサウスポー。村上は1勝(1KO)7敗1分で、今年4月に約2年ぶりの再起戦を1RKO負けして以来の試合。 1R。村上はガードを高く固めて亀状態。圧力はかけるが1発もパンチを打たず、楯野のパンチを浴びるがまま。異様な試合展開…
両者戦績は石角1勝(0KO)2敗1分のサウスポー、辻2勝(0KO)3敗。石角は6月に初勝利を挙げており、連勝を狙う。辻は新人王戦にエントリーするも緒戦敗退して戦績が負け越しになってしまった。 1R。ショートレンジ、ジャブ起点にした攻防。辻がストレート…
両者戦績は杉川が未勝利2敗、富永は2勝(0KO)4敗。杉川は今年4月に今期新人王戦西日本準Vの濱口直哉[金沢]に敗れ、それ以来のリング。富永は今期新人王戦にエントリーしたが、緒戦敗退。今回はそこからの再起戦。 1R。富永はフェイントも交えるように…
確実な経営手腕は業界外にも知れ渡り、新興勢力ながら西日本ボクシング界で日毎に存在感を増しつつある井岡ジムが、(興行会社は森岡ジム系統ながら)遂に自主興行の開催に漕ぎ着けた。最近ではキャパシティを持て余す事も少なくない会場になってしまった府…