駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第9試合・Sライト級6回戦/○大崎丈二[ウォズ](3R1分31秒KO)野村一堯[三島S]●

両者戦績・臨戦過程

  • 大崎丈二[6勝(3KO)1敗2分]
  • 野村一堯[4勝(0KO)1敗1分]
    • 西部日本決勝 4/24 VS林和彦 判定3−0(40-37、40-38、39-38)
    • 地区対抗戦  9/23 VS榊原康仁 判定2−1(40-37、39-38、38-39)

試合展望(85-15大崎優勢)

地区対抗戦では、興行終盤に来てようやく西部日本地区の勝者第1号となった野村だが、その試合振りは極めて低調。ロングレンジでは対戦相手の榊原と距離感の合わないリードブローの不発弾を放ち合い、接近しては全く噛み合わずにクリンチの連続。技術的に見ても見所の少ない大凡戦で、到底“新人王対抗戦”とは思えぬ試合振りだった。実はこの階級、中日本は4人、西部日本は2人のエントリーで、どうやら相当に層の薄いトーナメントだったようだ。
この有り体に言って名ばかりの地区王者を迎え撃つ西日本王者は、少数精鋭8人のトーナメントでシビアな戦いを潜り抜けて来た大崎丈二。圧倒的な総合力の差で、余程の事が無い限りは野村に全く何もさせないまま完勝を飾る事だろう。西日本1回戦同様、秒殺KOでアッサリ勝負を決めてしまう公算が高い。

試合経過

※観戦記は後日更新。