駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2005-09-25から1日間の記事一覧

第9試合・WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦/○《王者》長谷川穂積[千里馬神戸](7R2分18秒TKO)ヘラルド・マルチネス[墨国]《挑戦者・同級8位》●

メインイベントは西日本ボクシング界の若きエース・長谷川穂積の初防衛戦。 王者・長谷川は、ここまで18勝(5KO)2敗の戦績。デビュー当初から素質を高く評価されながらも、新人王予選で2年連続敗退するなど不本意なグリーンボーイ時代を過ごす。しかし02年1…

第8試合・WBA世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦/○《王者》新井田豊[横浜光](10R2分01秒負傷判定2−1)エリベルト・ゲホン[比国]《挑戦者・同級2位》●

王者・新井田はこれが3度目の防衛戦。96年11月のデビュー以来、無敗のキャリアを積み重ねて01年1月に日本王座を奪取(1度防衛後返上)。同年8月にはチャナ・ポーパオインの保持していたWBA世界ミニマム級王座を3−0の判定勝利で獲得したものの、2ヵ月…

第6試合・Sフェザー級6回戦/○エドウィン・バレロ[ベネズエラ](1R1分50秒TKO)阪東ヒーロー[フォーラムS]●

1ラウンドでのKOの有無に100万円の懸賞金がかけられた、日本では異例のエンターテインメント・マッチ。デビュー以来の連続1RKO記録保持者・バレロに挑戦者公募で名乗りを挙げた好戦的ファイター・阪東ヒーローが挑む。 この試合のホスト・プレイヤー…

第4試合・フェザー級契約ウェイト(128パウンド)6回戦/○粟生隆寛[帝拳](1R2分54秒KO)文在春[韓国]●

高校時代アマチュアで76勝(27KO・RSC)3敗の成績で史上初の“高校6冠”を達成して堂々のプロ転向を果たした粟生は、03年9月のプロデビュー以来、二線級の日本人選手やアジア国内ランカーなど相手を選びつつも勝ち星を積み上げていって現在8勝(5KO)無敗。今…

第2試合・ミドル級6回戦/○佐藤幸治[帝拳](1R2分36秒TKO)李朱永[韓国]●

佐藤はアマチュア全日本選手権でウェルター〜ミドルの3階級・しかも5年連続で制覇するなど、“アマ13冠”の鳴り物入りでプロ転向を果たした逸材。今年4月、ラスベガスでのデビュー戦で無名選手を56秒殺に切って取ると、7月には日本凱旋試合で韓国人選手を…

ワールドプレミアムボクシング(ダブル世界防衛戦)

日本テレビ系地上波生中継(一部録画中継)にてテレビ観戦。 久々の、日テレ地上波での世界タイトルマッチ・ゴールデンタイム生中継。つい最近まで当たり前の話だったのに、番組の存在そのものが話題になってしまうというのも、ある意味現在のボクシング業界…