駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

2007-03-25から1日間の記事一覧

興行全体の総括

短時間に中重量級ボクシングの魅力が凝縮された好内容のメインイベントは勿論の事、他の試合もTKO、KO連発で非常に爽快な内容・結果満載の興行になった。これなら遠路はるばると駆けつけた甲斐が有ったというもの。一見さんのビギナーから駒木のような…

第7試合・日本ミドル級タイトルマッチ10回戦/○《王者》江口啓二[姫路木下](3R2分24秒KO)氏家福太郎[新日本木村]《挑戦者・同級1位》●

メインイベントは「チャンピオンカーニバル」ミドル級の部。昨秋に日本王座に就いた江口啓二が初防衛戦にして指名挑戦者を迎えた試練の一戦。試合前には西日本地区では珍しく、出場両者にそれぞれ2桁に達する数の激励賞が贈呈されるシーンも。この試合に賭…

第6試合・バンタム級10回戦/○川端賢樹[姫路木下](2R2分12秒KO)アーチャサク・シートケイポンカンピン[タイ国]●

92年デビューのキャリア15年目、来月10には35歳の誕生日を迎える大ベテラン・川端賢樹が、日本バンタム級王座再挑戦へ向けて再起の第一歩を踏み出す。 川端は24勝(14KO)8敗2分。デビュー以来、大きく勝ち星を先行させたキャリアを重ねるも、長らくチャンス…

第5試合・ライト級8回戦/○金井晶聡[姫路木下](3R2分19秒TKO)ソムヌク・ソーウォラピン[タイ国]●

金井は戦績17勝(16KO)3敗。02年にオールKO勝利でフェザー級全日本新人王を獲得して脚光を浴び、その後は相手を選びつつもデビュー以来14連続KOの記録をマークした。しかし05年1月に榎洋之[角海老宝石]の保持していた日本王座に挑戦するもTKO負け。これ…

第4試合・Sライト級8回戦/○西尾彰人[姫路木下](6R終了負傷判定3−0)大崎丈二[ウォズ]●

昨年11/23神戸興行で行われた試合のダイレクト・リマッチ。前回は西尾の小差判定勝ちとなったが、当日観戦した選手・関係者の中には大崎を支持する向きもあった大接戦&採点困難な試合。今回は場所を姫路に変えての決着戦となる。 西尾の戦績は9勝(6KO)3敗…

第3試合・フェザー級4回戦/●中田将勇[姫路木下](判定0−2)木村憲五[大鵬]○

両者戦績は中田1勝(0KO)1敗、木村1勝(0KO)無敗。 1R。木村がグローブタッチを拒否してラフな先制攻撃、左ストレート中心にヒット、有効打を重ねてリード。だが、やがて中間距離の打撃戦になって、ここでは中田もジャブ、ストレート、右アッパーなどで互…

第2試合・Sバンタム級4回戦/●谷弘樹[姫路木下](判定0−3)松本一男[森岡]○

ここから2試合は新人王予選。地元・姫路木下ジム所属の選手が出場し、1回戦突破を狙う。 両者戦績は、谷3勝(2KO)1敗1分、松本2勝(1KO)無敗。谷は昨年、西日本ベスト4まで進出している。 1R。ジワジワと圧力をかけてゆく谷に対して、松本は足を使っ…

第1試合・フェザー級4回戦/●三輪直也[姫路木下](1R1分44秒TKO)北田竜統[JM加古川]○

上記のように、この試合は会場到着間も無いうちに、北田がコーナーに詰めて連打を決めてTKO決着するシーンを目撃する事に。観戦記が書けなくなってしまった事をお詫びします。なお、今日の結果を受け、三輪はデビュー戦を敗れて未勝利1敗、北田は1勝(1K…

日本ミドル級タイトルマッチ“JUDGEMENT DAY”(姫路木下ジム主催)

各階級の日本王者が指名挑戦者を迎えて防衛戦を行う伝統のシリーズ「チャンピオン・カーニバル」。今年も全国各地で好カードのタイトルマッチが続々と行われるが、日本王者を3人、そしてフライ級トップ・コンテンダー・久高寛之[Gツダ]を抱える西日本地区…