2006-03-25から1日間の記事一覧
細かい所で指摘するべき点はあったものの、上を見ればキリが無いというやつで、全体を通して見ればこれ以上無い程の大成功の興行であった。日本ボクシング史上に残る試合を生観戦出来た事は、駒木にとっても一生の自慢のタネになった。ネット界隈の評判を散…
遂にやって来たメインイベント。やや弛緩していた場内の雰囲気も、その時が刻一刻と近付いて来るごとに緊迫の度合いを増してきた。いざ、審判の時は来たれり。 今宵2度目の防衛戦を迎える若き王者・長谷川はここまで19勝(6KO)2敗の戦績。グリーンボーイ時…
休憩とチャーリー・コーセイ氏*1によるワンマンライブを挟んでのセミファイナル。だが、この褒める所だらけの興行の中で、唯一落第点なのがこの試合。これだけの豪華メンバーを呼んでおいて、どうしてセミに淡々とした試合運びで定評のある武本兄と噛ませタ…
セミ前に登場は、今やWBAスーパーフェザー級王座次期挑戦者となった、ベネズエラの野生児・エドウィン・バレロ。いくら千里馬神戸主催の神戸興行でも、格的・話題的に考えるとこの試合がセミファイナルになるべきだと思うのだが……。 この試合に1RKO勝…
続いては、千里馬神戸ジムの副将格・玉越強平が登場。格下のA級ボクサーを相手にした調整戦。ただこの人の場合、1年以上前から調整戦をやってるわけなのだが…… さて、格下ながら赤コーナーの丹羽は5勝(2KO)5敗3分の戦績。しかし昨年は5月、8月、12月…
第4試合に早くも帝拳ジムの誇るホープ・粟生隆寛が登場。高校で6つのタイトルを獲得し、鳴り物入りでプロデビュー。以来、10勝(6KO)無敗の戦績を残し、現在は日本フェザー級4位、WBCの世界ランクも23位まで上がって来ている。デビュー当時から「西の亀田…
第3試合には武本兄弟の弟・康樹が全日本新人王戦以来の復帰戦を戦う。相手はいきなりの日本ランカーである。 山崎はB級デビューから7勝(3KO)1敗2分の戦績で現在日本フェザー級8位。かつてはOPBFでも6位にランクされた事がある。唯一の敗戦は昨年5月…
吉村は3勝(1KO)4敗2分の戦績。勝ち味に遅いボクシングで長く負け越しが続いているが、4回戦では上位クラスの地力を持ち、近況も12/23に津田岳志[ウォズ]に判定勝ち、7/31に濱田英一[大阪帝拳]と引き分けるなどしている。今回は2つの引き分けを1勝と換…
オープニングマッチは、この日唯一の4回戦。地元・千里馬神戸の金谷が先陣役を務めた……のだが、実はこの試合、同行者の都合で3R終盤からの入場・観戦になってしまった。不可抗力とは言え、折角の奮闘を見逃してしまった事を、選手お二人に心からお詫びし…
94年のエロイ・ロハス×浅川誠二戦以来、12年ぶりとなる神戸ワールド記念ホールでの世界タイトルマッチ。キャパシティ8000の大会場が最終的には8〜9割方埋まる、昨今のボクシング興行としては大健闘の客入りで、王者・長谷川はじめとする千里馬ジム&帝拳ジ…