公式判定は宮崎58-56、石川58-57(以上、松原支持)、大黒58-57(水貝支持)のスプリットで松原。駒木の採点は「A」58-56水貝優勢、「B」59-58松原優勢。クリンチと膠着が多く、採点の決め手の無い展開に終始。水貝に分の良い内容にも見えたが、攻勢点を稼…
公式判定は松永39-38、大黒39-38、宮崎38-38の2−0で山崎。駒木の採点は「A」「B」いずれも39-37で今村優勢。筆者は今村の攻勢点を採ったが、公式ジャッジは頭の低い突進を嫌い、山崎の迎撃を評価した様子。
正拳ジムの若手育成ブランド「拳王への道」、今回は普段のIMPホールを離れ、天王寺駅から徒歩圏内、市営低下鉄の四天王寺前夕陽ヶ丘駅から至近距離という公営施設・クレオ大阪中央の大ホールを舞台に開催される。筆者はこの会場に初訪問なので雑感を付記…
韓国人ジャッジ3人による公式判定は李97-93、尹96-94、金96-94の3−0で多田。初防衛に成功した。駒木の採点は95-95のイーブン。手数攻勢で押しまくるタイ人に、カウンターとクリーンヒットで対抗した多田の図式。多田は受身に回った分、見栄えが悪いシーン…
西日本唯一の女子専門ボクシングジム・フュチュールジムの主催興行も早4回目を迎える。地元京都に適した開催地が少ないためか、千里中央の読売文化センター大ホールを常打ち会場に地道な活動を続けている。 今回のメインはWBA女子ミニマム級タイトルマッ…
最近京阪神地区で興行のバッティングが相次ぐ西日本ボクシング界だが、この日は大阪の千里中央と天王寺でほぼ同時刻で2興行が開催されるという事態に。幸いにも千里中央興行はスカイAの中継が入り、筆者も両会場の観戦が可能になったが、これからもこのよ…
興行前半の軽量級では好試合・迫力満点のKOシーン続出で西日本新人王戦決勝に相応しいクオリティに。しかしSフェザー級以降は凡戦が目立ち、特にKOやノックダウンが期待された鈴木や長島には次戦以降での奮起を強く促したいと思う。 筆者が今日の試合の…
MVP 山本隆寛[尼崎/バンタム級] 技能賞 鈴木悠平[真正/ライト級] 敢闘賞 高埜剛[尼崎亀谷/フェザー級] MVPと敢闘賞は1RKO勝ちの2人で文句無し。しかし、技能賞は大いに疑問を呈する授賞。今日の鈴木は空回りが目立ち、プロ入りで初めてKO勝ちを…
公式判定は半田40-36、北村40-36、野田40-37の3−0で長島。駒木の採点は「A」39-37「B」40-38で長島優勢。
公式判定は野田40-36、原田40-37、半田40-37の3−0で丸岡。駒木の採点は「A」39-37「B」40-37で丸岡優勢。
公式判定は坂本50-46、原田49-47、松永49-48の3−0で鈴木。駒木の採点は「A」「B」いずれも49-46で鈴木優勢。
公式判定は宮崎49-46、半田49-46、北村49-47の3−0で西永。駒木の採点は「A」49-46「B」50-46で西永優勢。
公式判定は原田40-36(恒岡支持)、坂本39-38(細川支持)、松永38-38の三者三様ドロー。イーブンとした松永副審の優勢点投票により恒岡が勝者扱いに。駒木の採点は「A」38-38「B」39-39イーブン。原田副審の採点は恒岡の攻勢点を細川の主導権支配より優位…
公式判定は坂本49-47、松永49-48、宮崎48-47の3−0で川口。駒木の採点は「A」50-45「B」50-46で川口優勢。公式ジャッジは青木の手数を最大限重視した形だが、明確に“クリーンヒット”“ディフェンス”要素で優位に立ち、“リング・ジェネラルシップ”要素でも…
公式判定は坂本48-47、半田48-47、原田48-48の2−0で樋口。駒木の採点は「A」48-47樋口優勢「B」48-48イーブン。
沖田は1Rにダウン1回。 公式判定は坂本39-36、宮崎38-37、野田38-37の3−0で本田。駒木の採点は「A」38-37「B」40-37で本田優勢。
今年度の新人王戦線は早くも佳境を迎えた。今年は地区対抗戦のスケジュールが詰まっている上、エントリー人数が少ないことも影響して、通常より2週間ほど前倒しの日程で西日本新人王戦決勝が行われる。全12階級のうち、ミドル級が前日の時点で選手棄権によ…
試合前日になって藤原棄権か、という未確認情報が入って来た。だとすると、今期は参加4選手中2名が棄権、僅か1試合のみで西日本新人王が決せられるという何とも拍子の抜けるトーナメントになってしまうが…… もし試合が挙行されるとすれば、プロ未勝利なが…
ルーキー中心のトーナメントとなった今年のウェルター級トーナメントだが、結局キャリアの長い大器晩成型の2人が残った。 長島は3連続KO勝ちと今期絶好調。スピード不足の面は否めないが、この階級ではその弱点もそう目立たないようだ。増量で強化された…
参加6名の上、昨年準Vの松本が棄権するという荒れた展開のSライト級戦線。 愚直に突進して来る相手を小気味良い迎撃で退けた丸岡は、4戦4勝(3KO)という戦績を額面通りは受け取れないがパンチ力は標準以上でスピードもマズマズ。精度面も改善の兆しが見…
鈴木の勢いが止まらない。今期は1回戦の第1Rで立ち上がりに失敗して出遅れたが、その後は吹っ切れたような攻勢でKO勝ち。続く2回戦も有力候補相手に3回ノックダウンという圧倒的な試合内容で圧勝した。左フック、右ストレートの破壊的な威力とパワー溢…
今期のSフェザー級戦線はやや小粒な印象。しかし成長の跡を見せた新勢力と戦前からの有力候補が勝ち上がり、一応の形は整った。 西永は、以前は攻守共に粗い印象があったが、今年に入って当て勘が良くなり、それに伴ってアグレッシブに仕掛けてジャブ起点の…
フェザー級は昨年に続いて強打者タイプ2名が勝ち上がり。今回は共に右の強打がキラーショット、そして守備面に不安を抱えており、ファイトスタイル・長所・短所共に一致しているという珍しい組み合わせになった。高埜は昨年も決勝進出、今期も有力候補を2…