駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

エキジビション3回戦・隼人チュワタナ×宍戸毅(隼人の恩師・元プロキックボクサー)

あんまり空席が目立つので、ここからはコッソリと西側リングサイド3列目に移動して観戦。
隼人は体も技術も発展途上中の16歳ということで、ミニマム級の体型。既にタイで6回戦を戦い、判定勝ちを収めているとの事。一方の宍戸は現役から離れて久しいのか、だぶついた腹を持て余している感じ。かなり階級の違う、本来ならミスマッチの組み合わせだろうが……。
スパーリングの方は、体重を除いて全ての面でハンデを抱える師匠の方がかなりのマジモードで攻め、意外と白熱したものに。隼人は体格差で思うようにボクシングが出来なかったようだが、それでもキレのある動きとコンビネーションにセンスと素質の片鱗は窺わせた。現状で既に4回戦中位〜6回戦下位ぐらいの実力はあるかも知れない。これで筋肉がつき、適正ウェイトに合わせられるようになれば将来も有望だろう。