駒木ハヤトの西日本ボクシングレポートアーカイブ

かつて京阪神地区のボクシング会場に通い詰め、レポートを記した男ありけり。はてなダイアリーから記事をインポートしたものの、ブログ化して格段に読み難くなってしまいました。

第2試合・Sバンタム級契約ウェイト(54kg)4回戦/○佐々木佳祐[金沢](2R1分58秒KO)安宅徹也[明石]●

両者戦績は、佐々木は2勝(1KO)1敗1分、安宅2勝(1KO)1敗。
1R。佐々木が先手、先手で左右フックにアッパー、ワン・ツーと放ってゆくが、安宅もガード中心のディフェンス堅くヒットは少ない。安宅はボクサー型ながら以前にもましてジャブが少なく、狙い撃ちを図るも佐々木のステップワークに的を外されて手が出ない。
2R。安宅は圧力を掛けていってジャブ、ストレートをヒットさせるが攻めあぐむ。そうしている内に佐々木の精度粗いストレートが出会い頭気味にクリーンヒット。ここから左ボディ、更に右ストレートへと繋げて再度のクリーンヒットで遂にノックダウン。安宅は何とか立ち上がったがダメージ濃く、再開直後に佐々木がラッシュを仕掛けるとレフェリーが止めた。
佐々木は圧力を掛けてボクサー型の相手のペースを乱し、少ないチャンスをKOに繋げて見事な勝利。目下の所、パンチの精度の粗さが最大の課題。これが解消されれば面白いが、今の所は4回戦の中〜上位級。
安宅はジャブが出せない悪癖が出て、後手後手に回らされた。今日は良い所が全く出せず終い。