06年新人王戦
西日本(9人参加)代表の難波は5勝(3KO)無敗1分、地区唯一のエントリーで戦わずして西部日本代表に認定された大庭は、代表戦進出が確定してから2試合の調整戦勝利を挟んで6勝(3KO)無敗の戦績となっている。 1R。難波がアウトボクシングで大庭の攻勢を…
西日本(9人参加)代表の松元は4勝(1KO)2敗2分、西部日本(2人参加)代表の廣瀬は4勝(2KO)無敗2分。 1R。廣瀬はやや肩に力の入った動き。これに対し、松元は至極冷静に手堅い攻守で応戦し、軽いが巧みに相手の隙を突くジャブ、フックをヒットさせる…
西日本(12人参加)代表・山本は8勝(3KO)1敗、西部日本(4人参加)代表・板垣は4勝(1KO)1敗。 1R。板垣はやや大振りながらパワフルな左フック、右ストレート、アッパーで攻め立てる。命中率は低いが、度々これらが有効打となると山本は気圧され気味。…
両者戦績 福森3勝(2KO)無敗 岩尾3勝(2KO)無敗 試合展望(65-35福森優勢) ミドル級は9名エントリー&1名棄権。経験の浅いハードパンチャー揃いのトーナメントだったが、意外にもここまで6試合のうち3試合が判定決着。実力が拮抗しているのか、はたまた…
両者戦績 若林3勝(1KO)無敗 好川5勝(3KO)2敗。昨年度もこの階級で西日本決勝まで進出。 試合展望(30-70好川優勢) ウェルター級は、この階級にしては異例の2桁人数となる10名がエントリー。1回戦ではミスマッチが続出して色々な意味で冷や汗をかかされ…
両者戦績 千葉3勝(2KO)無敗 越崎4勝(3KO)2敗 試合展望(40-60越崎優勢) Sライト級は11人エントリー&2名棄権。前年度に後の全日本新人王・大崎丈二[ウォズ]に善戦健闘した優勝候補筆頭の越崎と、1戦1勝のエントリーから粗さを隠せないファイトながら…
両者戦績 太田4勝(3KO)1敗1分 森下4勝(3KO)1敗 試合展望(55-45太田優勢) ライト級は8名エントリー&1名棄権とやや寂しい顔ぶれ。昨年は準決勝でドロー敗者扱いに泣いた太田に、ここまで内容のある試合振りで勝ちあがって来たダークホース・森下が挑…
両者戦績 藤本4勝(2KO)1敗1分 金丸6勝(2KO)1敗 試合展望(45-55金丸優勢) Sフェザー級は13名エントリー&1名棄権。随分と偏った組み合わせで、有力順に上から4人固まったような“死のブロック”から金丸が、やや小粒な反対側のブロックから成長著しい…
両者戦績 川合6勝(2KO)1敗2分 山本5勝(5KO)無敗 試合展望(30-70山本優勢) フェザー級は12名エントリー&棄権1名。開幕前は話題性に欠ける階級だったが、5戦全勝(5KO)の好レコードで決勝に乗り込んで来た山本の急成長もあって、西日本のマニアが注目…
両者戦績 木村3勝(1KO)1敗1分 中川4勝(2KO)2敗2分 試合展望(60-40木村優勢) Sバンタム級は13名参加。本来なら選手層の分厚い階級だが、本年度は小粒なメンバー構成だった上に、有力候補が続々と自滅の形で姿を消して行ってしまった。出場する2人に…
両者戦績 橋詰4勝(3KO)無敗1分。アマで国体少年の部近畿予選優勝後、17歳でプロ転向。 山本4勝(1KO)1敗2分。昨年度はスーパー・フライ級で西日本決勝まで進出。 試合展望(80-20橋詰優勢) バンタム級は14名エントリー&棄権1名。前年度は選手層が薄か…
両者戦績 難波3勝(1KO)4敗 加藤4勝(0KO)無敗1分 試合展望(30-70加藤優勢) Sフライ級は9人エントリーも、2人が棄権して実質7名のトーナメント。準決勝で優勝候補の一角を崩した難波が、ここまで負け無し4勝の加藤に挑戦する構図。 加藤は所属ジム…
両者戦績 松元3勝(1KO)2敗2分 清水5勝(1KO)2敗1分 松元は3勝だが、引分2つを1勝に換算してこの試合は6回戦で行われた。エントリー時は引分を勝利数に換算しないのだが、何ともややこしいルールである。 試合展望(45-55清水優勢) フライ級は9人…
両者戦績 山本7勝(2KO)1敗 野口4勝(0KO)4敗 試合展望(75-25山本優勢) Lフライ級は12人参加。優勝候補3人が1〜2回戦で潰し合うという偏った組み合わせだったが、そこから山本が勝ち抜け、準決勝も順当に突破して決勝進出。一方、混戦が予想された反…
両者戦績は、岩尾2勝(2KO)無敗、庄司1勝(1KO)1敗。庄司の1敗は昼の部で決勝に進出を決めた福森智史[正拳]にデビュー戦で敗れたもの。 1R。壮絶なフック、アッパー中心のショート連打合戦。岩尾が右フック、ストレートでクリーンヒット3発見舞って優勢…
両者戦績は好川4勝(2KO)2敗、田中1勝(0KO)1敗2分。 1R。田中はジャブからフック連打に繋げる攻撃を見せるが、好川にほぼガードされて不発気味。逆に好川はフック連打して奮戦し左ボディでクリーンヒット、有効打させて地味ながら優勢確保。 2R。田…
両者戦績は、越崎3勝(3KO)2敗、塚本1勝(0KO)2敗。塚本は連続不戦勝で戦わずしての準決勝。今回が昨年12/4以来のリング。 1R。越崎はガードを固めつつ様子見の構え。塚本はジャブをコツコツと当てて先手を取ると、上下ボディフックを見せるなど成長の跡…
両者戦績は、森下3勝(2KO)1敗、徳永1勝(0KO)2敗。徳永は1回戦不戦勝で、昨年10月以来のリング。 1R。森下はディフェンス巧者ぶりを見せつけながら、ジャブ中心に細かいヒットを集めて優勢。徳永も正攻法でヒットを奪う場面あるが、数的劣勢は否めない…
両者戦績は香川2勝(2KO)1敗、金丸5勝(2KO)1敗。 1R。金丸はスタミナ温存のためにセーブした動きだが、香川の新人戦レベルには程遠い緩慢な攻守を圧倒する戦いぶり。不完全なヒットながらもワン・ツーを次々と浴びせて大差リード。 2R。金丸は右スト…
両者戦績は山本4勝(4KO)無敗、山下4勝(1KO)1敗1分。 1R。山本がクリンチ気味に密着戦を仕掛け、いきなり膠着気味の試合展開に。消化不良の展開がラウンド中盤まで続いたが、山本が左ストレートをクリーンヒットすると猛烈な連打攻勢で仕掛けていった。…
両者戦績は谷1勝(1KO)無敗1分、中川は3勝(2KO)2敗2分。 1R。中川が圧力かけつつワン・ツーで攻める。非力、スピード不足明らかだが、それでも手数、ヒット数でリードする。谷も隙見てハンドスピードあるワン・ツーで切り返す場面もあるが全体的に守勢…
両者戦績は山本が3勝(1KO)1敗2分、馬野は4勝(2KO)無敗。 1R。山本がワン・ツー、ボディの小気味良い連打で先制すると、馬野も左の上下アッパーから右ストレートに繋げて反撃。左カウンターで有効打も奪って更に差を詰める。ほぼ互角の展開で、観ていて…
両者戦績は加藤3勝(0KO)無敗1分、松吉3勝(1KO)1敗。 1R。松吉は前々へ出てワン・ツー中心の攻めだが、加藤はバックステップを使って捌き、単発気味のワン・ツーを小気味良く当てていって若干の優勢。主導権も握っている。 2R。加藤はこのラウンドも…
両者戦績は宮口4勝(3KO)5敗1分、清水4勝(1KO)2敗1分。 1R。清水は宮口の攻めをダッキングやガードで捌きつつ、右フック中心に強打やジャブでクリーンヒット、有効打を重ねて優勢。宮口はパンチの精度の粗さが目立つ。 2R。清水はこのラウンドも宮…
両者戦績は町田3勝(1KO)無敗、野口3勝(0KO)4敗。 1R。野口はフェイントを用いながら、体ごとぶつかって行くような変則的なワン・ツーで町田の堅守とペースを撹乱する。果たして町田はこれに対応出来ず、不完全ながら一連の攻撃を貰ってしまう。反撃も散…
両者戦績は福森2勝(2KO)、鳥居1勝(0KO)。鳥居は4/10の1回戦がデビュー戦だった。 1R。両者ガードを固めてワン・ツー合戦。鳥居がジャブを福森のガードの隙間に捻じ込んでいって先制するが、終盤には福森が強打を効かせて猛攻も、鳥居は上手いガードで決…
両者戦績は、若林2勝(0KO)無敗、丸野5勝(3KO)3敗 1R。両者、距離が合わないまま強打をぶつけ合うガチャガチャした打撃戦。共に戦意高いが不発弾の応酬で膠着気味だったが、ラウンド終了直前に若林が右ストレートでノックダウン。 2R。両者ストレート…
両者戦績は、森山3勝(0KO)1敗1分、千葉2勝(1KO)無敗。 1R。森山はぎこちないステップと精度の悪いワン・ツーながら、懸命のアウトボックスで千葉を相手に手数圧倒。右ストレートでヒットも奪った。対する千葉は追い足使って圧力かけようとするが攻めあ…
両者戦績は竹中4勝(1KO)1敗、太田3勝(3KO)1敗1分。 1R。竹中は左ジャブから右ストレートでヒット、有効打を奪うも、トドメとばかり放った左フックが不発で攻め切れない。太田は粗い大振りフックに左ショートアッパーを交える工夫を見せるが、竹中のガ…
両者戦績は藤本4勝(2KO)1敗、森川4勝(0KO)2敗。 1R。藤本、森川の単調な攻めを鉄壁のディフェンスで捌きつつ、手数をガードの上ながら次々と浴びせて主導権。後半からは右ストレートも当たり始めて優勢となった。 2R。このラウンドも攻守にわたって…