2004-01-01から1年間の記事一覧
両者ともに初見。松本はデビュー以来負けなしの3勝。今回は4回戦上位クラスの相手で実力査定に挑む。相手の壷井は3勝(1KO)1敗2分で、今年度の西日本新人王で準決勝まで進出している。 1R。松本は度々壷井の懐に飛び込んでいっては回転力に富んだパワ…
両者とも駒木は今回が初見。竹内は1敗、高田は2敗と両者これまで勝ち運に恵まれていない。 1R。竹内が開始早々からジャブを連打して機先を制する。これに戸惑って後手に回らされた高田はリズムに乗れず苦しい戦い。緩いガードを突かれて攻撃に転ずるタイ…
大阪中央公会堂・青コーナー側2階席(自由席)最前列より観戦。ただし、座席からはリングの半分が隠れてしまう角度で、試合の際はバルコニーから身を乗り出して観なければならなかった。会場そのものもボクシング会場に向いているとは余り思えず(極端に縦…
目玉不在の興行で盛り上がりに欠けるのは致し方無いが、それにしてもちょっと今回はセミとメインのマッチメークが酷かった。リスクを避けたいのは分かるが、せめて1〜2%でも勝ち目のある相手を呼んで来ないと、見ていても面白くも何とも無い。 そんな中、…
WBA世界フェザー級15位にランクされ、来年度チャンピオンカーニバルで日本タイトルへの優先挑戦権を行使する事が内定している武本は、ここまで15勝(10KO)4敗1分。戦績通りKOの多さが魅力の選手で、淡々とした展開の中で唐突に強烈なクリーンヒットで相…
目次はこれまで4勝(4KO)7敗3分。6回戦デビューを飾るも3連敗、4回戦から出直すという苦い経験を持つ。A級に上がってからは引き分け2つを挟んで4連敗中と伸び悩み中。一方の玉越は12勝(4KO)4敗5分で、現在日本Sバンタム級7位。昨年に当時無敗…
サンダー伊藤は中日本の緑ジム所属で、これまで10勝(2KO)4敗5分の元・日本ランカー。一方の堀川は8勝(4KO)2敗1分。94年にデビューするも、その直後から8年のブランクを開けた経歴を持つ29歳。復帰後に何回か生で試合を見ているが、去年の3月、後の西…
佐藤はこれまで1勝1敗3分。今年5月にあった2戦前の試合を観戦しているが、この時は1Rにダウンを奪われるも後半挽回して引き分けに持ち込んでいた。手数多くアグレッシブなファイトが持ち味。一方の目黒はここまで2勝(1KO)2敗。過去2回生で試合を…
岩下は2勝(1KO)1敗。5月の千里馬神戸主催興行のデビュー戦を観戦しているが、その時は全く良い所無く敗退していた。しかしそれから短期間に2勝を重ねているとは……。一方の武本は、今日のメインに出場する武本在樹の実弟。8月のデビュー戦では、固さも残…
同じ名字、同じ1戦1敗の戦績の選手同士による異色カード。山下(大)の方は5月の千里馬神戸主催興行でデビュー戦を観戦しているが、両者デビュー戦らしい接近戦でフックを打ち合う泥仕合の末に敗れている。 1R。全体的に膠着気味の試合ながら、身長の低…
両者初見。浅野は3戦3勝(2KO)、篤も2戦2勝と全勝無敗同士の対戦。現時点での実力査定という事なのだろうが、なかなか思い切ったマッチメイクだ。 1R。2人のゴング直後数秒の動きを見て、前2試合との選手のレベル差に苦笑い。ちょっとした動きからし…
金谷は1戦1敗。デビュー戦は5月の千里馬神戸主催興行で生観戦している。正直、半年隔てて記憶は殆ど残っていないが、当時の観戦メモには「フック・アッパー中心の攻め」とか「手数が少ない」とかいった言葉が並んでいたので、粗いボクシングをして負けた…
両者初見。森川は1戦1勝。ネットの情報を見ると、アマ経験を持ち、今年10月のプロデビュー戦で判定勝ちしている。一方の千里馬所属の王田はこれがデビュー戦。 1R。王田が序盤から大振りのフックを連発して攻勢に出る。オープンブローの注意を受けるなど…
神戸サンボーホールにてリング中央の客席後方より立見観戦。立見とはいえイス席を6〜7列しか置いていないので、観戦中に足と腰に来る以外は全く問題なし。むしろコーナー角のB指定席より見易いんじゃなかろうか。 今日は千里馬ジムのエース・長谷川穂積の…
ああ、こんな形で11月最初の更新をしてしまうとは……。現在、本業・別サイト運営、更にはその別サイト絡みで冬のコミケ用の原稿(マンガ評論本です)書きに終われており、とてもじゃないけどこちらまで手が回りません。 10月末の分も途中で止まってますが、近…
ノンタイトル戦ながら、WBCとWBAの1ケタ順位にランクされた両者が相見える“ランキング争奪マッチ”。「選手の実力とランキングがそぐわない」という批判はあれど、日本下位ランカー同士の試合すらロクに組まれない日本ボクシング界の現状からすれば、いかに…
新井田×ランダエタの地上波録画中継は、やはり編集しまくりの骨抜き状態。まさか長谷川×鳥海が3ラウンド分も観られるとは思っていなかったので少し嬉しかったけれども、やっぱりこの構成というのは……。特に判定決着の試合で編集されてしまうと、試合の全容…
10日以上も更新の間が開いてしまいました。トラックバックや色々な所で激励の言葉を頂いていたのに放置して申し訳ありませんでした。非常勤とはいえ週5日勤務の高校教員という正業を抱え、他に3000人以上の常連さんを相手にしたウェブサイト運営もやってい…
……いやぁ、もう総括する気力も無くなるね(苦笑)。 何と言うか、日本中量級の現状を思い知らされた1日だったように思う。一夜にしてスター候補2人の商業的価値をズタズタにされた関西ボクシング界のお偉方も頭が痛い事だろう。 なお、この日のセミでジャ…
この試合を前に、一向に席が埋まる気配の無いリング中央側後方の指定席ゾーンへ移動。メインイベントは日・豪ミドル級王者による東洋太平洋王座決定戦。まず日本王者の荒木は、昨年7月に鈴木悟の王座10連続防衛を阻止してタイトルを奪うと、同年11月にナカ…
佐竹は東洋太平洋王座を9回防衛中の、名実共にアジアNo.1チャンピオン。WBC のSライト級8位、WBA同級11位。今年の世界前哨戦ではスプリット・デジションで惜しい星を落とし、世界獲りは一旦振り出しに。この試合を足掛かりにゼロから世界挑戦への道…
この試合も両者デビュー戦。ただし、青コーナーの株丹はアマチュア経験があるとの事。1R。両者中間距離でフットワークを使いながらワン・ツーで牽制しあう攻防からスタート。しかし、いかにもデビュー戦というか、両者とも見様見真似っぽい感じが漂うのが…
この試合は両者ともデビュー戦。1R。ゴングが鳴るなり、両者リング中央に駆け寄って超大振りのフック・アッパーの応酬。ガードもヘッタクレも無い無防備なドツき合いで、ボクシングというよりファイティングといった感じ。立山はフックを大振りする度にオ…
田井は今回が初見。戦績はデビュー以来3連続KOで、今回で最短コースでの6回戦昇格を狙う。一方の吉村はここまで2勝(1KO)4敗の戦績も、5月には西日本新人王予選で後に決勝まで進出した奥西章平に互角とは言わぬまでも4ラウンド善戦健闘して判定まで…
これも記憶の限り、両者とも初見。小島が2勝(1KO)3敗、福島が1勝(1KO)3敗と、この試合も負け越し同士の対決。1R。小島はアグレッシブだが攻めが右フック一辺倒で、姿勢も前にのめり気味。一方の福島はパンチがオープン気味ということもあって威力が…
両者初見(のはず)。難波が1敗、大城が1勝(1KO)4敗のキャリアで、双方のジムの「相応の相手に勝たせて自信をつけさせよう」と思惑が見てとれるマッチメイク。1R。大城は開始早々から頭低く突進し、ワン・ツーを繰り出すが不発。逆に中間距離から難波…
大阪府立体育館第1競技場、アリーナ自由席(1階ニュートラルコーナー最後方)にて生観戦。リングまで距離がある上に、コーナーポストが邪魔でかなり見難い席なので、読まれる方は細かい攻防の認識については随所で難しい場面もあった事を承知して頂きたい…
試合が行われた9試合では、西日本の8勝(ドロー勝者扱い含)、中日本の1勝となった。ブロックごとの層の分厚さを比較すると順当な結果と言えるだろう。やはり西軍代表決定トーナメントは、(中日本×西部日本の勝者)×西日本代表の方が良いと思う。 印象に…
ウェルター級の“盛況”の煽りを受けて、西日本ブロックは4人の寂しいトーナメントに。ブロック代表の大橋寛志は2RTKO、判定3-0で勝ち上がった。ただ、ブロック決勝の内容は泥仕合気味の展開を手数の多さで強引に押し切ったもので、やや物足りなさは否めなか…
例年は寂しい人数になる事も多いこの階級だが、今年の西日本ブロックは10名がエントリー。その代表・大西勝範は2RKO、1RKO、3RKO、判定1-0勝者扱いで勝ち上がった。 中日本ブロックは3名参加のミニ・トーナメント。代表の奥村哲光は、判定2-0、判定2-0の勝…